介護業界で活きる異業種での経験

飲食業界から心機一転で介護業界へ飛び込み、現在はナーシング和楽縁本店の施設長として活躍されているHさんに、異業種で培った経験を介護業界で活かせるのか?という素朴な疑問から、今後どう地域社会へ貢献していくのか?というお話しまで聞いてみました。

痒いところに手が届くサービス

飲食業で培った経験は、ガゼルでどう活かされていますか?

前職では、飲食店で売上管理やスタッフの採用・教育、店舗の広告宣伝などの決済権を持っていました。
いわゆる「店舗運営」が僕の仕事だったわけですが、今の施設長という仕事に当てはめて考えてみると、そうした経験がとても活かされていると感じています。

あと、飲食業は「1割の常連さん・9割の一見さん」で、介護は「9割の常連さん・1割の一見さん」という大きな違いがありますが、顧客の「情報を収集する」という点に着目すると大きな共通点があるんです。

林施設長

「情報収集」と言いますと?

お店に来てくださったお客さんがメニューを見て注文し、料理を食べて、お金を支払って帰られる、その短い時間でお客さんの人となりや好み、ニーズを想定して対応する。そうしたことを前職では心掛けていました。

簡単に言うと「痒いところに手が届くサービス」です。

介護施設でも相手にするのは人なので、好みやニーズに応えることは変わらないんです。
そのために、利用者さまやご家族とのコミュニケーションから様々なお話を聞く必要があって、介護においての「痒いところに手が届くサービス」をするためには情報収集が欠かせません。

そうした部分でも、飲食業で培った経験が活きていると感じています。

林施設長

サービス業経験者は介護に向いている

そうして考えると、サービス業経験者は介護に向いてそうですね。

そうなんですよね。
飲食業に限らずサービス業で活躍されていた方は、介護に向いていると思いますよ。

お客様のことを考え、ホスピタリティを持って仕事をされていた方は、その経験を存分に活かせる環境と仕事があります。そして何よりも、いただける「ありがとう」の重みが違っていて、同じようなことをしても飲食業と比べて介護は「ありがとう」が倍増して返ってくるイメージです。

もっとサービス業出身の方に、介護業界に来て欲しいですね!

林施設長

想いのある熱い方が多い

実際に働いてみて、ガゼルはどんな会社ですか?

まず、名小路社長をはじめとして、想いのある熱い方が多いですね。

介護施設を運営している会社って、もっと堅苦しいというか…自由のきかない会社のイメージを持っていました。

でも実際に働いてみると違っていて、いろんなチャレンジをさせてもらったり、頑張りを認めて評価してくれたりと、想像していたより「動き」がある会社でした。

何よりも、そういう想いがあるスタッフを大事にしてくれる会社だと感じています。

林施設長

ガゼルは”地域社会への貢献”をビジョンとしています。 施設長の考える地域社会の貢献とは?

近隣にお住まいの方とのコミュニケーションを、大切にすることでしょうか。

やっぱり介護を通じて「地域社会への貢献」を想像しますが、よくよく考えると「ナーシング和楽縁が自宅の近くある」って皆さまが認知して入居していただかないと、介護施設として地域に貢献できないんです。

ですので、挨拶、清掃、自治会など、なんでも良いので、地域社会との関係性を作ること、そしてナーシング和楽縁にご入居いただくことが、地域社会への貢献につながると考えています。

震災のようなことがあった場合も、地域に根付いてないと僕らに情報が届かないし、逆に地域の皆さまを助けることもできない。相手を知らないと貢献もできませんので、近隣にお住まいの方々とのコミュニケーションから始めていきたいと思っています。

頑張れば認められる会社に

最後にお聞きします。
今後ガゼルをどんな会社にしたいと思いますか?

ガゼルに入社してから、僕自身が様々なチャンスをいただいてきました。そして、自分自身もそのチャンスに応えようと努力してきたつもりで、その結果の今があると思っています。

僕が会社を作る一端を担うとすれば…頑張る人にチャンスを与え、頑張った人を認めてあげられる会社にしたいですね。

そのために、僕自身が頑張って「頑張れば認められるんだよ!」ということを体現し、若いスタッフや今後入社される方々に感じてもらえる。そんな元気のある会社にしたいと思っています。

まだまだ突っ走ります!

林施設長