2021年4月に新設したメディア戦略室。これからの介護業界に必要なメディア戦略とは?

ガゼルの広報・ブランディング戦略を担う部署として2021年4月に新設したメディア戦略室。
介護業界とは全く違う業界を経験されてきたAさんがメディア戦略室へ合流し、ブランディング・広報活動を担当しています。

異業種から介護業界へ飛び込んだきっかけ、これからの介護業界に必要なメディア戦略について話してもらいました。

ガゼルを選んだ理由は「自己実現が可能な会社」だと感じたこと

デザイン業界で活躍されていた新井さんが、ガゼルに入社したきっかけは何でしたか?

前職は、印刷会社の子会社であるデザイン会社に勤務していましたが、サービスのゴールが「生産・製造」という認識が全社的にあって、担当業務や提案の幅が狭くなりがちでした。

そのため、本来「デザイン」が持っている可能性や役割に制限がかかり、クライアントとの関わり方も限定的になって、制作前に必要な提案や手順があったとしても、それを飛ばして制作からスタートせざるを得ない状況が多かったんです。

そうした状況の中、自分のやりたい事や将来へ向けての目標と、会社から提示される業務内容に乖離が生じ、転職を考え始めた時期にガゼルの求人を見つけてなんとなく応募しました。

メディア戦略室-新井

何となく応募されたんですか?

そうなんです、本当に何となくでした(笑)

もともと介護業界には興味を持っていたのですが、そこまで転職欲求が強かったわけでなく、何となく応募して面談という流れになりました。
いざ面談となりガゼル本社にうかがうと、名小路社長、澤越常務、採用担当の三人が面接官でして、ちょっと圧迫感があったのですが…

三人の雰囲気がとても良く、特に名小路社長が話していたビジョンやメディア戦略室への期待感、そして人柄に共感して「ガゼルなら自己実現ができる」と強く感じ入社を決めました。

メディア戦略室-新井

異業種での経験を活かしながら学ぶことの多い毎日

実際にガゼルに入社してみてどうですか?

2021年4月に入社したばかりで、まだ数ヶ月しか経過してませんが色々な経験をさせてもらっています。

介護業界に関する知識をはじめ、利用者様や施設メンバーへの気遣い、収益モデルの違いなど、これまでいた業界とは全く違うことばかりで学ぶことの多い毎日です。

メディア戦略室に所属するのは自分一人で、活動内容や目標設定も自分で管理する厳しさがあります。まさに理念にある「自責自走」ですね。
そうした厳しさの中でも、異業種での経験を活かしながら、自分のやりたい事にチャレンジできるという部分は、ガゼルのマインドを強く受け継いだ部署であると自覚しています。

メディア戦略室-新井

介護業界に入り初めて認識した社会全体が抱える問題

異業種から介護業界に来て、驚いたことや気づきはありましたか?

少子高齢化問題とそれに付随して発生している課題が、想像以上に社会に浸透していない事に驚きました。

というのも、高齢化社会であることは新聞やネットで情報を得ていましたが、介護保険の財源不足や雇用の問題、2025年問題や老老介護などは、ガゼルに入社するまで意識をしていませんでした。
お恥ずかしい話ですが、入社するまで知らなかった問題も多々ありました。

メディア戦略室-新井

介護問題って、本来であれば社会全体の問題として、一人ひとりが認識する必要があると思うんです。
でも現状は、介護業界に属する人の問題、介護業界だけで解決しなければならない課題、というような認識をされている気がします。

環境問題を含めて多くのことで言えることだとは思いますが、自分の家族や身近にいる人をはじめ、自分自身も将来歩む道だとすると、介護問題は一人ひとりが「自分ごと」として捉える必要があるのではないでしょうか。

ガゼルのメディア戦略室として活動する中で、何かしら介護業界と社会全体に貢献できたらと考えています。

メディア戦略の社内浸透は重要なポイント

新井さんが考える、これからの介護業界に必要なメディア戦略を教えてください。

なかなか難しい質問ですね(笑)

こういった話をすると「メディア戦略とは何か?」を定義する必要がありますし、メディア戦略の手法は企業によって違うので何とも説明しづらいので、私が日々の業務において意識していることについてお話をさせてもらいます。

メディア戦略室-新井

メディア戦略において「誰に対してどんなメッセージをどうやって伝えるか」が重要になりますが、そうしたメッセージを伝える相手と手段を、できる限り企業トップから現場レベルまで共有し「全社的な活動」として認識してもらうことが大切だと思います。

広告・広報活動は企業のブランディングとも深く関わるため、それ単体で完結するものではありません。ガゼルでも「ガゼルストーリーズ」としてブログを更新していますが、私一人の作業だけでは成立しません。施設メンバーの協力があってこそコンテンツが成り立ちます。

メッセージを伝える手段によってコンテンツは変わりますが、どの介護施設においても現場スタッフの協力無くして成り立たないと思いますので「メディア戦略の社内浸透」が一つのポイントになる気がします。

いつか「室長」と呼ばれるその日を夢見て

今後ガゼルでやりたいことや、達成したい目標はありますか?

業務的に採用担当とコラボすることが多いので、新卒・中途問わず「ガゼルで働きたい」と思っていただけるようなコンテンツを発信していきたいですね。もし「ガゼルのブログを見て入社を決めました」と言われたら、きっと涙を流して喜ぶと思います。

あと、これは目標というか憧れなのですが…
今のところメディア戦略室は自分一人だけの部署なので、メンバーを増やして「室長」と呼んでもらえるよう、頑張っていきたいと思います!

メディア戦略室-新井
メディア戦略室 新井

メディア戦略室 新井

ガゼル株式会社の広報担当「メディア戦略室」です。 弊社が運営する介護施設「和楽縁」で活躍するスタッフや、ガゼルという会社の魅力を発信してまいります。

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