看取りは悲しいだけじゃなく、幸せになっていただくためのお手伝い。

ナーシング和楽縁なるみで介護士チーフとして勤務するIさんは、ご家族の最期に立会い「最後まで自分らしく穏やかに過ごすためには…」と考えるようになったことが介護業界で働くきっかけだそうです。
想いをカタチにするために、努力と明るい笑顔を欠かさないIさんの、ナーシング和楽縁でのストーリーを紹介します。

入社の決め手は経営理念と施設の雰囲気

前職も介護士とお聞きしていますが、ガゼルを転職先として選んだ理由を教えてください。

ガゼルを選んだ理由は2つあります。
まずは、ガゼルの経営理念の一つ「できる為にはどうするか常に考えて行動する」という考え方に共感したことですね。今でも自分が仕事を進める時に大切にしている考え方です。

もう一つの理由は、実際に施設見学をした時に、施設の雰囲気が自分に合っていると感じたことです。デイサービス和楽縁を見学させてもらったのですが、アットホームで柔らかい雰囲気が印象的でした。

石黒さん

介護のやりがいを改めて実感した瞬間

そして現在は介護士チーフとして勤務されていますが、和楽縁で感動したエピソードなどありますか?

以前、看取りに関わらせて頂いた利用者様のご家族から「ナーシング和楽縁なるみで、父を看取ることができて本当によかったです。私たちも幸せでした。」というお言葉をいただいた時は本当に嬉しかったですし、心から感動しました。
こんな幸せなことはないなと…

それは嬉しいエピソードですね。

介護という仕事のやりがいを改めて実感した瞬間でしたね!

ナーシング和楽縁は、利用者様と深いコミュニケーションがとれる環境だと感じますし、特にナーシング和楽縁なるみは、全19床という小さい施設で一人ひとりと関わる時間も多いため、利用者様とご家族に満足していただけるケアをお届けできたのかなと思います。

介護経験のない方が「看取り」という言葉を聞くと「ちょっと怖い」とか「難しそう」と思ってしまうかもしれません。確かに正解が無いことだから難しく感じるし、ご家族が「もっとこうしたらよかったかな?」と後悔されている時に、何てお声をかけたらよいか迷うこともあると思います。

だからこそ、ご家族から「私たちも幸せでした」という言葉をいただいた時は本当に嬉しかったです。看取りは悲しいだけじゃないって!

コミュニケーションの取りやすさが魅力

施設規模の話が出たのでお聞きしますが、小さい施設ならではの楽しみや充実感はありますか?

先ほどもお伝えしましたが、利用者様とのコミュニケーションが取りやすいということ。
あとは、施設メンバーのコミュニケーションも取りやすいので、利用者様のケアについてメンバー間で話し合う時間も多いですね。

皆で話し合ったケアを実践して上手くいった時は「上手くいったね!」とスタッフ同士で共有できるのも、ナーシング和楽縁なるみの魅力だと思っています。利用者様とのエピソードを披露し合って「すごいじゃん!」「いいなぁ~」と皆で話している時って、本当に楽しいんですよ!

石黒さん

「できるためにはどうするか?」を常に考えること

仕事は楽しいことばかりではないと思います。
課題や問題についてはどうでしょうか。

どうって、日々大変なことや課題ばっかりですよ(笑)
でも常に考え続けることを大切にしています。「できるためにはどうするか?」ですね。

サービス提供責任者になりたての頃は、不安な気持ちが大きく自信が持てなかったので、困った時には周りを頼りがちでしたし、視野も狭く悩み続けることばかりでした。
そんな時期に社内研修に参加し、施設長と話し合って一つひとつ課題をクリアしていく段階を経て、徐々に視野も広がり、いろんな視点で考えるようになりました。

仕事って上手くいかないことも多いですが、上手くいかなくても「じゃあ次どうする?」という思考であり続けることで、課題・問題の解決につながると思っています。

入居時から最期を見据えたケアを提供する

ガゼルでの今後の目標などはありますか?

利用者様一人ひとりの看取りに丁寧に向き合い続けることです。

前施設長から「利用者様が入居してから、看取りは始まっているんだよ」という言葉がとても印象的で、本当にその通りだなと思っています。
元気な状態で入居されても、入居時から最期を見据えてケアを提供するという気持ちを、常にメンバーが持てるような環境づくりに取り組みたいと思っています。

石黒さん
メディア戦略室 新井

メディア戦略室 新井

ガゼル株式会社の広報担当「メディア戦略室」です。 弊社が運営する介護施設「和楽縁」で活躍するスタッフや、ガゼルという会社の魅力を発信してまいります。

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