フラットな視点を持ちバランサーとして施設長を目指したいです。

元々は異業種で働かれていたOさんは、デイサービス和楽縁からナーシング和楽縁に異動し、現在は介護士チーフとして活躍されています。
異業種から介護業界へ転職された時も、デイサービスからナーシングへ異動された時も、多くの学びをされたと語るOさんに、介護士としての歩みと今後の目標をお話しいただきました。

利用者様も働くメンバーも「自分らしく」あってほしい

仕事において大切にしている事を教えてください。

利用者様も和楽縁で働くメンバーも「自分らしくあってほしい」と思っていますし、和楽縁メンバーの自分らしさを伸ばしてあげたいと考えています。

ただ「自分らしく」って凄く難しくて、認識を間違えると自分勝手になりかねないと思うので、そこのバランスは上手に伝えていく必要がありますね。

例えば、利用者様同士で自分勝手が過ぎてしまうとトラブルになりますし、当然スタッフ同士の衝突もあります。そうした状況でも互いの立場を理解して、落としどころを見つけることも仕事かなと思っています。

尾崎さん

利用者様同士のトラブルはよくあるんですか?

食事の席だったりとか、割とハッキリ自分の考えを仰られる方が近くに居たりすると、意外にトラブルというか衝突があるんですよ。

でも逆に言えば、しっかり自分の考えを主張出来るというのは良いことだと思うんです。
利用者様が気を使わずに自分の感情を出せる環境だということですから。

大切なのは利用者様の望みを叶えること

尾﨑チーフから見て、デイサービスとナーシングの大きな違いはありますか?

デイサービス和楽縁とナーシング和楽縁で、根本的に考え方は変わらないんですが、業務内容は違うところが多々ありますね。デイサービスからナーシングに異動した時に、身体介護の部分で自分の能力不足というか、経験不足を痛感しました。同時にとても勉強にもなりました。

ただ、業務内容に違いはあっても「利用者様の望むことを叶える」という点では、デイサービスでもナーシングでも根本的な考え方は変わりません。
それぞれ能力が発揮出来るタイプなどがあるので、そこに合った人材配置というのは必要になってくるかとは思います。

疑問点はとにかく聞いて後に残さないこと

そうした環境で知識不足を補うために、いろんな努力をされのではないですか?

そうですね。

ナーシングに異動した時は、スタートの丁稚(でっち)じゃないですけど、とにかく初心にかえって働いていましたね。

デイサービスでは施設長を任されていたので、周囲のメンバーはそれなりに期待というか「出来るんじゃない?」という目があったと思います。

でも、そこは恥を忍んでじゃないですけど初心にかえり、わからないことや知らないことを後に残さないために、とにかく聞くようにしました。とにかく聞いて聞いて…あとは動いてという感じですね。

ナーシング和楽縁のメンバーは、介護経験が僕より長い方ばかりだったので勉強になりましたし、全然嫌な顔せず教えて下さる方ばかりだったので、本当に周囲のメンバーに助けてもらいました。

チーフになっても覚えることの多い日々

今はチーフとして活躍されていますが、まだまだ覚えることは沢山ありますか?

多いですね(笑)

僕は異業種からの転職組で、以前は葬儀関係と飲食関係の仕事をしていました。
知人の紹介で介護業界に入ったのですが、仕事の進め方自体は理解出来ていたと思うし、活かせる部分もありましたが、いざ「介護」という部分では知らない事ばかりで…
介護技術や介護保険のことなど、覚えるのには相当な時間が掛かりました。

チーフになって2年ほど経ちますが、覚えることはたくさんあって、それは今後も多分尽きないと思いますね。

これからは、自分の姿を見て「チーフになりたい」と思って頂けたり、チーフになってこういう事が出来るよ?っていうのを伝えていけたらと思っています。

自分の背中を見て!というイメージですね。 そんな尾﨑さんの今後の目標を教えてください。

近いところの目標としては、施設長を目指しています。

あくまで僕の個人の感覚ですが、ナーシング和楽縁って何かに特化された方が多い気がしています。介護知識が豊富だったり、看護のスキルが高かったり、顔が広いなどですね。

そういった「何かに特化した方が多い」というのは、入社してからずっと感じていたのですが、逆に僕自身は特化した武器を持っていないと思っているんです。

そうした中で、これまでの異業種での経験などを活かし数字などを意識しながら、広い視野でフラットに仕事ができるバランサーとしての施設長を目指したいと思うと同時に、既存メンバーのキャリアアップとして「施設長を目指せるんだよ?」という道筋を自分が体現できたらとも思っています。

新施設を立ち上げる時や人事異動の際、チャンスがあれば手を上げていきたいと思いますね。

和楽縁は仕事をしながら成長できる場所

最後に、未来の和楽縁のメンバーへメッセージをお願いします。

ナーシング和楽縁では、介護職・看護職・異業種出身の方など、多種多様なメンバーが働いています。そういった多種多様な方々と接する事は、キツい面もあると思うんですけど、学びの部分も多いと思うんですよね。

それらを包括的に考えて「仕事をしながらも自分が成長できる」と捉えることができたなら、働く場所としてはとても良い環境なのではないでしょうか。

仕事なので辛い事もあるんですけど、それは辛いっていう目線で見るより「自分の成長の機会」と捉えてもらいたいですね。

メディア戦略室 新井

メディア戦略室 新井

ガゼル株式会社の広報担当「メディア戦略室」です。 弊社が運営する介護施設「和楽縁」で活躍するスタッフや、ガゼルという会社の魅力を発信してまいります。

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